2010/02/21

【RTM】5つのtodoシートで自分を管理する

東大家庭教師が教える頭がよくなる読書法で紹介されているtodoシートをRemember The Milkで実現できるかどうか?
5つのtodoシートと自分なりに実現度合いを(%)で評価してみました。

期限つきのtodoリスト(100%)
「いついつに、これやろう」とある時間でこなすtodoが入ります。
こちらは、日ごとのtodoがあれば実現可能ですので、RTM以外のGTD系アプリでも達成可能でしょう。

カレンダーシート(20%)
期限つきtodoリストを日ごとに表示することはRTMで実装されています。
ですが、本書で意図しているカレンダーシートとは、自分が使える時間の総量からtodoを管理していくこと、つまりリソースを管理する目的のようです。
その点では、RTMは不向きかもしれません。一方的にtodoを日ごとに振り分けるだけで、「その日に実行できる時間はあるかどうか」を判断するには別途スケジュールが必要です。予測時間を登録することができますが、毎回入れるという運用も煩わしいものです。

場所のtodoリスト(80%)
これが、私がRTMを選んだ要因の一つとなる機能。付近検索。
todoに予め登録されている場所をチェックすることで、その場所に訪れた際にtodoを引き出すことができます。
次回はいつ行くのか予定されていない場所ほど、この機能は発揮します。実家に戻った時、電気屋さん、本屋さん、大きい図書館で、「あれ?ここに来たら何をしたかったんだっけ?」という時に、RTMを起動して付近検索、瞬時に解決。

プロジェクトシート(120%)
「子供にひらがなを楽しく覚えさせる」とか「家にあるデジタルデータのバックアップ体制を再構築する」、「速読法を身に付ける」など複数のタスク(todo)を1つのプロジェクトとして管理する機能。
GTD系のアプリなら必須機能でしょう。
加えてRTMなら、GTDでいうところのコンテキスト(環境や条件、ステータス)をタグ機能として管理できます。またスマートリストという自分でよく使う検索条件を記憶させる機能があります。そういう意味で120%とボーナスポイントを付けています。

習慣化のtodoリスト(60%)
「笑顔を心かける」「毎朝30分のゆとりを持つ」など改善したい習慣をリスト化して管理する方法。本書では、週ごとにリスト表があり、3or5段階の評価で、後からフィードバックできるような概念があります。RTMでは、todoに対して、完了か未完了かの2択しかありません。ただ、やったかやってないかだけの評価、そもそも2択で判断できるところまでタスクを落とすことが必要だと私は考えます。
「笑顔を心かける」という指示とそれに対しての評価では、なぜ達成できたのか?達成できなかったのか?わかりません。そこで「笑顔を心かける」を1つのプロジェクトとし、「朝の洗顔時に笑顔を作る」「毎朝3人以上に、自分から笑顔で挨拶を行う」など、もっと細かなタスク(todo)を作ります。そうすることで、やったかやってないかだけの評価で判断できます。
本書指定の管理ではありませんが、私はこれ充分です。

上に述べましたRTMのスマートリストですが、他のiphoneアプリでも、PCでの管理系画面でも、類似の機能がどんどん増えている気がします。iphoneなどの小さい画面、ipadやwiiなどのPCとは異なる入力条件など、色んなネット環境が増える中、こういった機能の需要はもっと広がるでしょうね。

[追記]使い始めて1年、スマートリストも気持ちよく使いこなしています。
RTM(Remember The Milk)運用ルールは自分の状況を想像して決める
その他、RTM(Remember The Milk)に関するブログ記事まとめ
11.06.08 GTD系iPhoneアプリに新たな、そして最強の刺客が登場-Reminders

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